Champion's Advice その1-①Roberto & LAM

2020年12月10日

チケの講師は皆、幾度となく国内外の大会に出場し経験を積んできました。

どの講師も一番景色のよい場所を経験しておりますが、その中でも、アジア大会、アルゼンチン主要大会でチャンピオンとなった6人の講師に大会に対する考えや思いをインタビューしました。

大会参加希望の皆様の参考になれたら、と思います。

ロングインタビューとなってしまったので、数回にわけて、内容をアップして参ります。

今回はその1とし、

【これまで大会に出た理由とメリット】、【大会までの3か月間の準備の仕方】

まずは、2009年世界選手権ビセンテ・ロペス大会:サロン・タンゴ部門 並びに ミロンガ部門  にて優勝した Roberto Montenegro & LAM(ロベルト・モンテネグロ&ラム)


≪ ロベルト ≫

大会に出る理由とメリット

2005年に初めてタンゴサロンの大会に参加しましたが、単純に自分がどれくらい踊れているのか、どのような評価を頂けるのか知りたかった、というのが理由です。それ以降は、優勝することを目的にいつも参加していました。コンペティションに参加するには勝つことを目的にし、それに向かって練習する、シンプルです。 

大会に出るメリットとしては、他者からの評価をいただけること、そして、自分のことを知ってもらう良い機会だったから。審査員の評価だけでなく、ブエノスアイレスでは一般の観衆からも評価をいただける、それはとても貴重なことでした。大会を外から見ていてはわからなかったこと、例えば、各地から集まってきた参加者とそのロンダを共有することで、その感覚やタンゴの中にある競争心など、身に染みて学ぶことができる、参加しなければ掴めなかったことは多いですね。 

【大会前の3か月間の準備はどうしていましたか?】

大会が近づくと、毎日練習する中で、出来ないこと、または、出来ても良く見えない動きを排除していくようにしました。自分が出来ることを知り、それをどのように使うか、分析し準備していきました。 


≪ ラム ≫

【大会に出る理由とメリット】 

私が選手権に初参加したのは、2005年のアジア大会、ステージ部門、それから毎年、2011年まで、日本やアルゼンチンで数々の大会に出場してきました。2006年、アジア大会ステージ部門で準優勝したとき、決勝の踊りが終わってステージから控え室に向かっているとき、観客席で見ていた友人や生徒達がどーっと入ってきて、泣きながら感動した!って駆け寄ってきてくれました。私はその時初めて、自分が人を感動させることができるんだと気が付きました。選手権は、プロでも参加費を払って出場します。通常お金を頂いて踊るショウと違い、転んでも失敗してもいい、思い切りやればいい!という、そこでは全く違ったパワーが出てくる、そんな感覚が私は大好きで、心からその場を楽しんで参加していました。もちろん、プロとして成績を出すことは次への仕事に直結します。出るからには「参加することに意義がある」とは考えておらず、それなりの準備をしていつも臨んでいまいた。その準備期間が本当に自分に力をつけてくれた、と実感しています。大会がなければ、「追求する」ことを先延ばしにし、成長が何年も遅れただろうなと思います。

大会に出るメリッとしては、評価をいただけること、審査員だけでなく、観客からも評価をいただけることだと思います。私がアルゼンチンで10年間、大会に出場したり、ミロンガでエキシビジョンさせていただいて得た宝は、コメントや評価でした。それがなければ、成長しなかった、気づかないことが多かったと思います。 

【大会前の3か月間の準備はどうしていましたか?】 

3ヶ月前:プライベートレッスンをとり先生にアドバイスされたことを次回までに修正していくことを繰り返す

2ヶ月前:パートナーと踊り込む、機会があれば人前でどんどん踊らせてもらい、修正点をみつけたり、度胸をつける

1月前:レッスンで細かい点を修正しつづける。パートナーと口論せず、黙って踊り込む!

直前:衣装で練習、やれることはやったと開き直って踊る 



インタビューはまだまだ続きます。

次回は、別のチャンピオンのインタビューとなります。

お楽しみに。